今回の点検の対象は青根温泉地域にある「ホース格納箱」内の機材。
1)点検の目的
①点検そのものが行われていなかった地域なので点検を行う。
②消火栓による消火活動に必要な機材がそろっているか、使えるかを確認する。
③使える機材を常備するための対策を考える現状把握とする。
2)点検の結果
①ホース格納箱は全部で7か所に設置されていた。
②消火に必要な3つの機材(ホース、筒先、ハンドル)が揃っていたのは3か所のみ。
③残りは、
・ホースがゴワゴワに黒く固まり使えそうにないもの多数。
・ハンドルは4か所も紛失(盗難?)。
・筒先は2か所で紛失(盗難?)
等々、非常に不備な状態が判明した。
蓋そのものがないホース箱も1か所あった。
3)今後
①初期消火のための住民による消火活動を想定した住民向け消火栓使い方の講習を行う。
②住民への講習はポンプ小屋から必要な機材を用意する。
③住民の講習終了後、新たな機材置き場を立案する。
・現在のホース格納箱の設置場所はやめる。
・常に人がいる建物の入口に機材のセットを置く。
(盗難防止、メンテナンスのしやすさ)
(候補場所:流辿、不忘閣、じゃっぽ)
④7か所のホース格納箱から使える機材を集める。
⑤それでも不足する機材のみ町役場に要請する。