毎月第一土曜日自主活動の報告
令和2年8月1日(土)15時半~18時 団員3名
・六方山水害の現状と対策の共有
・グリーンスパの河川で放水訓練
・地域パトロール
①
川崎町の町長、農林課、建設水道課、総務課に説明した資料を使い、六方山災害の実態を消防団員で共有しました。
・六方山土砂災害を防ぐ。
・居住地内の道路や敷地に流れ込む大量の雨水を防ぐ。
・半分川と化す国道457号線の冠水を防ぐ。
これらの課題を町役場を窓口に宮城県とも協議し、鋭意検討をいただいています。
一方、対策ができるまでは、
・警戒レベルを1段引き上げて行動する
・ポンプ車による広報パトロールを自主判断で早めに行う
・避難は避難所のほかに車での一時避難も呼びかける
・自主防災のために雨量計設置に努力する
②
地元の川でポンプ車で吸水できる場所を特定し、実際に放水を行う訓練を始めました。
青根行政区には、2つの別荘地(サバトとグリーンスパ)があります。
青根行政区内の75%の町民世帯が住んでいるにもかかわらず、この地域には防火水槽が1つもありません。
ポンプ車で消火するには地域にある川を利用するしかありません。
ポンプ車で吸水できる場所を特定し、実際に放水してみる訓練を開始しました。
今回はグリーンスパの「梅の樹沢」で実施し、場所を特定しました。
数か月かけて、別荘地を回り、場所を特定し、消火設備配置図にプロットします(下写真参照)。
③
ポンプ車操作に課題
特に、
・排水バルブが閉じていることの再確認(手順追加)
・予備のオイルをポンプ車に常備しておく(リスト追加)
・あらためて「手順書」を見て、手順書通りの操作を行う(下写真参照)。
次回9月1日はグリーンスパのもうひとつの河川である「翁沢」で吸水場所特定と手順書に沿った放水訓練を予定します。
④梅の樹沢氾濫防止に一役
昨年の台風19号からずっと橋の下に溜まっていた土砂を放水によって取り除きました。
橋の下は川幅が狭く、大量の雨で、流木や土砂が堆積しやすい場所でした。